【追記】
UIの進化を止めるうんこユーザーに我々はどう立ち向かうべきか
こっち読んだほうがいいです

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デザインを大きく変更すると,このようにユーザからすごい量の批判などが殺到します.

デザインに関して自分が常々思っているのは,乱暴に言うと「デザインは結局慣れ」だということです.
初見移行の定着してしまったデザインに関しては,一度慣れてしまうと,それがいくら本質的に悪いデザインであっても,ユーザにとってスタンダードでもっとも使いやすいデザインになってしまいます.
なので,こういった批判がされると思うのです.

自分がデザインに関して,特に大事だと思っているのは,ユーザが新しくなったデザインを使うのに学習コストが必要だということです.
この学習コストの点数としては,「追加された機能の学習コスト」と「以前のデザインから変更した機能の学習コスト」が考慮されます.
追加された新しい機能の学習コストについては,使いやすいデザインにすればするほど,低くなると思います.
しかし以前のデザインを変更した場合については,純粋な目で見て,前のデザインと比べて使いやすくなり,学習コストがほぼ無かったとしても,ユーザからすれば,以前のデザインで不満が出ていなかった場合,また新しく学習し直さなければなりません.
なので,作り手が想像するよりも大きな心理的負担をかけるのです.
デザインの変更による学習コストの大半は,心理的負担だと思います.
何も機能が変更されていないのにデザインが変わるというのは,ユーザに一方的に学習コストを要求していることになります.
なので,デザイン変更後のアプリのストアなどを見ても反発が多いと思います.
もちろん,デザインを変える側としては,嫌がらせでデザインを変えているわけではなく,長期的に見てユーザにもっと良い体験をしてもらうためだと思います.
しかし,それがうまく伝わっていなかったり,ユーザとしては,今が大事だったり,そんなことどうでもよかったりするわけです.
だから,作り手の傲慢だとか言われてしまいます.

結果として,デザインを変えていく良い方法は,定期的に小さな変更をどんどん加えていき,学習コストをほぼ0,そして心理的負担を0にしてデザインを変更していき,目標のデザインに徐々に近づけることだと思います.
よくないパターンは,長期間デザインを変更せず,ユーザに完全に定着したうえで,まったく新しいデザインに変更することです.苦痛でしかありません.
そして好ましくないのは,新機能の追加とデザインの変更を同時にすることだと思います.
ユーザにいくらよいと感じてもらえるような新機能を追加しても,デザインの変更に巻き添えをくらって使ってくれなくなってしまいます.

ニコニコに関して,プレイヤーのバージョンアップは,かなりの批判が殺到しました.
初代から原宿までは,Zeroほど大きな変更はなくバージョンが変更されてきました.
なので原宿までのデザインがユーザにとって定着しているだけでなく,使い方や楽しみ方にユーザの文化がうまれるまでに至りました.
その部分を考慮できていないデザイン変更(タイトル,説明文の位置)だったので,あれだけの反発をうんだのだと思います.

週刊はてなブログ
本を書いていたり,ネットだけでなくリアルで活動してる「はてな」のブロガーをもっと手伝ってあげても良いんじゃないかと思っていたんですね.
せっかくすごいブロガーがたくさんいらっしゃるのに,何で放置するんだろうと思っていました.
これから楽しみです.