25. 2月 2013 · Write a comment · Categories: SF, 書籍

以前から有名なSFだということは知っていて,読みたいとは思ってんだけど,あまりモチベーションが上がらなくて読んでなかった.
そろそろ何かSFを読みたいと思って,どれを読もうか悩んでたんだけど,「SFはこれを読め!」を読んで,これに決めた.

この本に関しては,著者とその他二人の生徒が好きなSF小説について語るという内容で,結構楽しめた.

「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」の大まかなストーリーとしては,
人口の羊しか持っていない主人公が,本物の動物を手に入れるために,懸賞金を狙って8人のアンドロイドを狩るというお話.
この世界では,人間とアンドロイを区別する指標として感情移入能力というところに着目している.
だから,この世界の人たちは,動物を飼う.

p.323
ディックは,感情移入を人間の最も大切な能力と考えているのです.本書の中での共感ボックスの役割も,また,人間とアンドロイとの鑑別に感情移入度検査が使われている理由も,これでなっとくできます.

僕が感じた,ディックが伝えたかったこととしては,確かにアンドロイドは虫も動物も殺すし,感情移入はしない.
でも,そんなアンドロイドも平和に暮らしたいだけだし,人間も機械的な行動をすることがある.
全ての存在は,人間的な部分もあるし,アンドロイド的な部分もある.
でも人間は感情移入することができる.さぁどうする?
みたいなことだと思った.

あと生きるの辛い.